株式会社ガハク

Post - 2021.09.17

チラシなどの原稿を作るときに、気をつけたいポイント

こんにちは!(代表兼)グラフィックデザイナーの山口です。
チラシや名刺などのデザインを業者に頼む場合、どのようにしたらいいのか、また気をつけるポイントをまとめました。

  1. 入稿するデータは、wordでもexcelでもPowerPointでもOK!
  2. 極力手書き原稿やスキャンした原稿は入れない
  3. 手書きでもいいので、レイアウトのイメージを伝える
  4. 写真はwordファイルなどに貼り付けていても、画像データは別途入稿する
  5. 半角カタカナは使わない
  6. 数字・英字は半角で

ひとつひとつ見ていきましょう。

入稿するデータは、wordでもexcelでもPowerPointでもOK!

どのような内容にするのか、原稿をまとめましょう。
入稿する原稿は、wordでもexcelでもPowerPointでもOK!それプラス、word等から書き出したPDFもあると、喜ばれます。
制作者の環境が、Windowsなのか、Macなのかによって、word等の原稿の見た目がガラッと変わることがあるので、環境で見た目の変わらないPDFも一緒に渡しましょう。

極力手書き原稿やスキャンした原稿は入れない

よく、手書きで原稿を入れる方がいますが、制作者からすると、「うげっ…」となります 笑
基本的に、制作者側で手打ち作業をすることになるので、コストがあがる可能性があります。
また、手打ちは間違いもありえますので、文字校正の手間も増えて、非効率です。スキャンされた原稿も同じく文字が拾えないので、喜ばれません。

手書きでもいいので、レイアウトのイメージを伝える

「すべてプロにお任せします!」という考え方で、レイアウトの指示がない場合があります。しかし、デザイン案をみて、「こうじゃない…」となる可能性大です。
作り直しとなり、制作会社によっては、追加の修正費を請求される可能性もあるので、極力イメージは伝えましょう。

写真はwordファイルなどに貼り付けていても、画像データは別途入稿する

これもよくあるパターンですが、wordファイル等に画像ファイルを貼り付けて、画像ファイルを別途で送っていないことがあります。制作者側でwordファイル等から写真を引き抜く事はできるのですが、環境の違いから、縦横比が崩れていたり、ファイルのサイズが小さくなっていて、仕上がりに影響がでます。親切な制作者であれば、「別途写真ファイル送ってください」と言ってくれるかもしれませんが、そのまま印刷まで行ってしまう可能性もあります。wordファイル等に写真を貼り付けていたとしても、必ず別途「jpg」等のファイルを送りましょう。

半角カタカナは使わない

原稿を見ると、スペースの都合で半角カタカナで入力されていることがあります。日本語組版では、基本的に半角カタカナはつかわないので、制作者側で全角カタカナに変換する必要が出ます。ぜひ、全角カタカナで入力してあげてください。

数字・英字は半角で

横書きの場合、数字・英字はぜひ半角で原稿を作りましょう。こちらも日本語組版の基本的ルールで、半角のほうが望ましいです。
縦書きのときは、制作物によって全角が好ましいこともありますので、制作者に問い合わせてみましょう。

以上のような点を気をつけて原稿を作成しましょう!
制作者はその原稿を見ただけで「おぉ!とても気がきいている!」となり、感涙することでしょう。。(たぶん)

発注者と制作者、おたがい優しさをもって、よきコンテンツを作れるようにお祈りしております。

この記事を書いた人

山口孝治

最近、自転車通勤はじめました。

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